Pythonにハマってます。(^^)
他の言語に比べると(と言っても私は大して知りませんが)、可読性がよくて、HTMLやExcel、画像..何でも簡単に扱えるというのが気に入ってます。
iPhone、Windows、Mac…プラットフォームを選ばないのもいいですね。(^^)
ということで今回はCMYKの格子系TIFF画像を生成するスクリプトを作ってみたので紹介します。
一般の人には何のこっちゃって感じだと思います。(^^;
私はプリンタの開発をやってて、CMYKの4色の色ずれを評価するのに格子系画像を使ったりします。開発中だと色んな現象(不具合)が起きるので、その原因の切り分けに使うんですが、色んなパターンが必要で、その度にPhotoshopを立ち上げてたら時間が掛かって非効率なんです。
そこで今回のスクリプトを作ってみました。
作成する画像サイズにもよりますが、以下のようなTIFF画像が数分で作成できます。
▼4色(YMCK)重ね格子
※これは黒1色のようですが、YMCK4色が重なった画像になってます。
▼7色(YMCKRGB)格子
▼4色(YMCK)ブロック
▼R17階調
以下のリンクからスクリプトをダウンロードして下さい。
そして先日お伝えした方法でスクリプトをPythonista3にインポートして下さい。
やり方がわからない場合は、ダウンロードしたファイルのテキストをコピーして、Pythonista3で新規作成してペーストして下さい。保存するファイル名は拡張子が.pyであれば何でもいいです。
基本形の4色重ね格子を説明します。
▼スクリプトを立ち上げて、右上の実行ボタン(赤枠)をタップ
▼以前設定ファイルを作ってたらこの画面になります。新たに画像を作りたい時は0を入力。以前作った設定で画像を生成したい場合は対応する番号を入力。
設定ファイルがない場合は次の画面になります。
▼作りたい画像サイズを画素数、カンマ区切りで横、縦指定します。ここでは1つの格子サイズを50画素✕50画素、線幅を5画素、格子の数を10✕10にして全体の枠も線で囲まれるようにするので全体の画像サイズは505✕505にします。
▼格子サイズを指定します。以下が格子1つの基本図で、この形状を横縦方向に繰り返します。
▼ここでは線幅5画素、格子サイズ50画素にしたいので、幅1、幅2、高さ1、高さ2は以下のようになります。
▼今回は主方向(横方向)は色固定なのでy
▼副方向(縦方向)も色固定なのでy
▼先程の格子の基本図を参考に格子の各エリア(nw、ne、sw、seで表記)の色を指定します。ここでは、nw、ne、swが色:YMCK、濃度:255にするので「4c 255」(←色と濃度は半角スペース)、seは白地にするので「w」になります。
※ちなみに、4cはYMCKの4色、3cはYMCの3色の意味です。
▼生成した画像を上下反転するか聞いてくるので、ここではn
▼同様に左右反転するか聞いてくるので、ここではn
▼保存するファイル名を拡張子なしで指定します。
▼今回の設定を保存するか聞いてくるので
保存したければy
▼設定ファイル名を入力すれば
▼生成、保存が終了すれば、終了と表示されます。
▼画像ファイルと設定ファイルは、スクリプトLatticeGen2と同じフォルダに生成されてます。
▼画像ファイルをタップして、Quick Lookをタップすれば確認できます。
▼設定ファイルもタップして、Edit as Textをタップすれば内容が確認できるし、編集すれば次回編集した内容で画像を即生成可能になります。
ちなみにこの画像の設定ファイルは以下からダウンロード出来ます。LatticeGen2.pyと同じフォルダに保存して下さい。
また、その他の画像は以下になります。
7色(YMCKRGB)格子
この画像は主方向に変更する色と濃度を半角スペースで区切って、各色濃度をカンマ区切りで設定します。詳しくは以下の設定ファイルをダウンロードしてご確認下さい。
4色(YMCK)ブロック
これも設定ファイルを公開しますので、ダウンロードしてご確認下さい。
R17階調
これは固定色ですが、濃度をある一定刻みで増減させる設定になります。
以下の設定ファイルをダウンロードしてご確認下さい。
縦線のみや横線のみにしたければ、幅2や高さ2を0にすれば出来ます。
全てのモードをチェック出来てないかもしれないので、もしかしたらエラーが出るかも(^^;
その時は教えて頂けると嬉しいです。(^^)
今回のスクリプトが役立つ人はあまりいないかもしれませんが、色んな画像を作って遊んでみるのもいいかも。(^^)
happyChappy(@happyChappy1115)でした。
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