今までは
Clippyには「clippy:」しかURLスキームがありませんでした。
なので、MyShortcuts+Viewerで通知センターに登録してそこから起動したり、TextwellやRowline、ThumbEditなどのエディタから直接起動したり、と言った使い方がURLスキームとしてはメインだったと思います。
ちなみに、Clippyを起動する場合の各アプリのURLスキームは以下になります。アプリをお持ちの場合、タップすれば登録出来ます。
MyShortcuts+Viewerをお持ちじゃない方は以下からダウンロードして下さい。
MS2をお持ちじゃない方は以下からダウンロードして下さい。
Textwellをお持ちじゃない方は以下からダウンロードして下さい。
RowlineやThumbEditはclippy://をそれぞれのURLスキームに登録して下さい。
Rowlineをお持ちじゃない方は以下からダウンロードして下さい。
ThumbEditをお持ちじゃない方は以下からダウンロードして下さい。
ver1.2.0では
以下のURLスキームを追加しました。
- clhttp:、clhttps:、cl:
- clippy://action?text=hoge1hoge2
URLスキーム追加で何が出来る?
1.clhttp:、clhttps:、cl:
http以降のURLをコピーしてClippyを立ち上げます。
勘のいい方は、もうお気付きだと思いますが、ブラウザのアドレス欄(http://〜のURL表示部)の先頭に「cl」を追加してGOすれば、URLがコピーされた状態でClippyが立ち上がるので、今までの「URLコピー→Clippy起動」という作業がなくなります。(^^)
このURLスキームを使った例2つを、例によって動画で紹介します。
1つ目は「ブログ紹介リンク生成」で、
→Clippyに登録しているアクション「MultiLinker4」を起動
→エディタTextwellにブログ紹介リンクをペーストしてHTML表示
という流れです。
実際にやってる作業は、
→ClippyでURL長押し
→MultiLinker4タップ
→TextwellでHTML表示OKタップ
これだけです。
2つ目は「ブラウザ切り替え」で、
→Clippyに登録しているアクション「Chromeを開く」を起動
→Chrome表示
という流れです。
これも実際にやってる作業は、
→ClippyでURL長押し
→Chromeを開くをタップ
これだけです。
如何でしょうか?
「コピーしてClippy起動」という作業がなくなっただけでも、結構便利になったかなぁと思います。(^^)
それにブラウザを切り替えて開きたい時もたまにありますよね?
そういう作業も、これで結構捗るんじゃないかなぁと思います。(^^)
ちなみに「cl:」は、アドレス欄のhttp://が省略されてる場合に、先頭に「cl:」を入力してGOすれば同じ動作をします。
つまり、私のブログで説明すると、アドレス欄のhttp://が省略されて
「happychappy.floppy.jp/wordpress/」
となっているのを
「cl:happychappy.floppy.jp/wordpress/」
とすれば、Clippyに
「http://happychappy.floppy.jp/wordpress/」
がコピーされて起動します。
私はまだiOS 7じゃないので、実機確認ができなくてよくわかりませんが、iOS 7のsafariはhttp://が省略されてるみたいだったので、そういう時用です。(^^;;
また、アドレス欄に「cl:」だけを入力してGOすれば、iOS6でも7でもClippyが起動します。(従来のclippy:と同じ動作です。)
通知センターへの登録も可能です。
2.clippy://action?text=hoge1hoge2
Clippyにアクションを登録するURLスキームです。
1行目をhoge1、2行目をhoge2にしてURLスキームを実行すると、Clippyのアクション一覧にhoge1=タイトル、hoge2=アクションとして追加されます。
※尚、Clippyのアクション一覧の1行目には、ver1.2.0では既にこのURLスキームが登録されてて編集(消去)できないようになってます。(^^;;
ユーザーさんが追加したアクションは、この一覧の2行目に挿入されます。
でもそれだけではなくて実は、3行目・4行目以降もアクションに追加出来ます。
つまり、奇数行はタイトル、偶数行はアクションとして複数のアクションを取り込む仕様です。
なので、2行以上ある時に奇数行しかない場合は、おかしなことになるので最後の奇数行は取り込まないようになってます。
タイトルとアクションがずれる場合は、アクションに改行が入ってないか確認して下さい。
また、1行しかない場合は、タイトルとアクションの両方に同じ内容を取り込みます。
Clippyのアクション登録例を、私の過去のエントリー「clippyで使えるurlスキーム集を紹介します!」を使って動画で紹介します。
ここでは「MultiLinker4に送る」と「Seeqで検索」を続けて登録する例を紹介してます。(おまけで、ブラウザのアドレス欄のURLを消してcl:でClippyが起動するのも入ってます。実際は起動するだけなら、通知センターなどから起動する方が速いとは思いますが。(^^;;)
ちなみに、このアクション登録用のURLスキームをエディタに登録すると、エディタからもClippyのアクション登録が出来ます。
例えばTextwellのアクションは以下のようになります。
T( ‘urlScheme’, {
url: ‘clippy://action?text=’+ encodeURIComponent( T.whole ),
option: ‘none’
} );
以下のリンクからTextwellアクションに登録出来ます。
Clippyにアクションを追加するTextwellアクション
ただし、エディタ等からClippyにアクションを登録する場合、注意が必要です。
Clippyがバックグラウンドに行った時の画面が「ActionList」の場合、うまく登録出来ません。
なので、エディタから登録する時は、1度Clippyを「Clipboard」か「フォルダ」画面にしてから登録するようにお願いします。(^^;;
更に
上で説明した方法は、ご自分のClippyのアクションに登録する方法でしたが、他の人が登録出来るようにリンクを生成することも出来ます。
作業としては上で説明したのとほとんど同じですが、アクションの「Clippyにアクションを追加」をタップではなく、長押しするとリンクがコピーされます。
あとはそのままエディタにペーストすればOKです。
これも動画にしてみました。
「大辞林で検索」と「ウィズダム2で検索」を登録するリンクを生成してTextwellにペーストしてます。その後、TextwellでHTML表示してリンクをタップして、Clippyに登録されたか確認してます。
実際に作ったリンクは以下になります。
アクション登録
これでみなさんが便利だと思ったアクションを公開するのも簡単になると思います。(^^)
最後に
Clippy ver1.2.0で少しだけ便利になったと思います。
これからもチョットずつバージョンアップして便利にして行きますので、今後もClippyをよろしくお願いします。(^^)
紹介したアプリ
※Clippyは10月末まで半額セール中です。
happyChappy(@happyChappy1115)でした。
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