特許を読むことがよくあって、殆どはJP(日本の特許)とUSP(アメリカの特許)なんですが、たまにDP(ドイツの特許)やその他の国の特許を読まないといけない時があります。
DPのような場合は日本語に翻訳するだけではなく、英語にも翻訳した方が理解しやすいので日本語と英語の両方に翻訳したりします。
そういう時は一気に翻訳できた方がいいので、今回同時翻訳するPythonスクリプトを作ってみました。
私がよく使ってるGoogle翻訳にURLスキームで文章を渡して翻訳させても良かったかもしれませんが、いくつもSafariのタブを開いてタブ間を行き来することになるのが面倒くさかったのと、何よりGoogle翻訳で1度あまりにもトンチンカンな誤訳があったので、Microsoft TranslatorのAPIを使って翻訳しようと思いました。
▼トンチンカンな誤訳です(^^;
何がどうなったらこうなるのか不思議です。(^^;
日本語に翻訳してるはずなのに、所々変な(ハングル)文字が入ってる…(T_T)
▼Microsoft Translatorだとまともです。(^^)
ということでMicrosoft Translator APIを使ったPythonista3のスクリプト「MultiTranslator」を紹介します。
以下のリンクからスクリプトをダウンロードして、以前説明した方法でスクリプトをインポートしてショートカットを設定して下さい。
本スクリプトではMicrosoft Translator APIが必要です。
以下のサイト様が詳しく説明されてるので、参考にしてACCESS_KEYを取得して下さい。
尚、上記サイトのプロジェクト作成以降はPythonista3では不要で、ACCESS_KEYの取得までで結構です。
▼取得できたら本スクリプトの以下の部分を書き換えて下さい。
また、本スクリプトではmstranslatorというモジュールを使用してます。Pythonista3にStaShをまだ入れてない方は以下のブログ様の「StaShのインストール」を参考にインストールして、StaSh上で「pip install mstranslator」を実行してmstranslatorをインポートして下さい。
▼翻訳したい箇所を選択して「共有」をタップ
▼Run Pythonista ScriptをタップしてMultiTranslatorをタップ
▼翻訳したい言語番号を入力。複数ある場合は以下のように半角スペース区切りで入力。ここでは日本語、ドイツ語、韓国語に翻訳してみます。
▼翻訳されました。
いかがでしょうか?
お手軽に複数の言語に翻訳できて便利だと思います。
尚、翻訳したい箇所を選択しても「共有」が出てこないアプリの場合は、選択箇所を「コピー」して本スクリプトを立ち上げて実行しても動作します。
皆さんもお試し下さい。(^^)
happyChappy(@happyChappy1115)でした。
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Posted from するぷろ for iOS.